外資系化学メーカーに入るための英語勉強法

 38歳、TOEIC480点から勉強を始めて、1年半の学習でTOEIC815点に到達した勉強法を紹介します。

・マンツーマン英会話スクール
 転職するために英語を勉強すると決めた私は、まず大手マンツーマン英会話スクールに入会しました。日本にいながら英語をマスターするには、とにかく外国人と会話をして慣れるしかない、という単純な考えからです。入会前の体験レッスンでアメリカ人講師に英語力チェックをされたのですが、緊張で汗だくになったことを覚えています。当然ですがまともな会話はできず、beginnerレベルの評価でした。ただ、私はもともと人と話をするのは苦手では無かったので、外国人講師との授業自体はとても楽しく、毎回45分の授業はあっという間に終わっていました。授業が楽しいと勉強も苦にならないだろうと思っていたので、授業は毎回自分が講師と話したいトピックを考えていき、そのトピックについて話す、というスタイルにしていました。講師の母国の文化の話とか、外国人から見た日本の良いところと悪いところなどを話していました。授業後は喫茶店に籠って、授業で出てきた知らない単語や熟語を何度もノートに書いて記憶していきました。週2回ほど外国人と触れ合うことで英語学習のモチベーションを高められたので、良かったと思います。ただ一方で料金がものすごく高いので、半年ほどで退会しました。

・音読と瞬間英作文
 マンツーマン英会話スクール入会と同時に、音読と瞬間英作文のトレーニングを始めました。スマートフォンにCDの音源を入れて、ワイヤレスイヤホンで聞きながら音読、シャドーイング、瞬間英作文をやります。外を歩いている間はずっと、電車の中でも小声でやっていました。お風呂の中でも防水スピーカーを設置してやります。歩きながらぶつぶつ話している姿を知り合いに目撃され、恥ずかしい思いをしたことも何度もありました。同じ教材を何度も何度も繰り返しやることで、英文が自分の中にストックされていったと思います。ワイヤレスイヤホンは小さいので、2年間で5個くらい紛失しました。

・オンラインマンツーマン英会話
 マンツーマン英会話スクールを退会後、オンラインでマンツーマン英会話を始めました。講師との世間話を通じて自然に英語力がアップしている実感があったので、オンラインに変更して回数を増やすことにしたのです。当時フィリピン人講師の英会話スクールが格安で人気だったのですが、私はNative講師限定のオンライン英会話を受け続けました。フィリピン人講師と比較して料金は高いのですが、欧米人講師と話すほうが文化の差が激しいので、単純に楽しかったためです。楽しければ楽しいほど英語力がアップするので、自分の好きな講師のレッスンを受け続けていました。平日は1日1時間、週末は1日3~4時間受講していました。

・語彙増強
 音読と瞬間英作文で英語の基礎能力をつけた後、語彙増強に取り組みました。使った単語集は一冊のみで、一冊を徹底的にやり、最終的にすべての英文を記憶しました。

・多読
 語彙増強と並行して、Cambridge English Readersなどの初級〜中級を図書館で借りて、読みました。本は自分が読みたいと思う興味のあるもの、たとえばビートルズの歴史などの本を選びました。ただ読んだ量は合計20冊ほどと多くは無いです。音読や語彙増強にかけた時間のほうが圧倒的に長いです。

 基本やった勉強は以上で、後は文法書を何冊か読んだのと、TOEIC受験前に公式問題集をやったくらいです。中学~高校である程度の基礎ができている方であれば、このやり方で英語力は必ずアップするはずです。マンツーマンの英会話は止めて最初からオンラインでもいいと思います。

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