プレゼンテーション能力が上がる

 外資系企業では、自分をどのように見せるかがとても重要です。日系企業のようなチームプレーは求められないので、基本全員自分のことだけを考えて働いています。また人の入れ替わりが非常に激しいので、地道な努力をしていても周りは気づきません。自分自身の存在をアピールして、自分で評価を上げる必要があります。
 その際、アピールの方法がとても重要です。同じことを伝えても、伝え方で受け取る人の印象は大きく変わります。このため常に人にどう見せるかを自然と考えるようになり、プレゼンテーション能力が自然に上がります。

Q. 具体的には、どのような点をアピールしますか?
A.
・自己紹介
・自分のビジネスがどれだけ伸びているか、またこれからどれだけ伸びるか
・今まで、また現在どんなプロジェクトを遂行しているか
・どのような戦略でビジネスを遂行しているか など

 パワーポイントを使って、なるべく写真を多く入れて視覚に訴えるようにして説明します。その際、基本的にプレゼンの内容はすべてポジティブでなければダメです。自分を売り込むのにネガティブな情報は必要無いからです。

Q. どのような方法でアピールしますか?

A. たとえば異動で新しい人が自分のチームに入ってきて、自分の上司になったとします。その人に自分を売り込みたい場合、自分からその人に会議のインビテーションを送って、上記のようなことをオンラインで説明します。
 ただこれは、今でもものすごく抵抗があります。自分のなかにある日本人的価値観では、自分のことを過度にアピールするのは良くないことだ、とどうしても思ってしまうためです。自分は日本人なのか、日本人でなければ何なのか?と常に葛藤しているような感じです。
 日系企業から転職で入ってくる人は、こういった文化に馴染むのに苦労している人が多いです。逆に新卒入社で長く勤めている人は、中身がほとんど外国人になっていて、日本の常識が無い人が多いです。

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