休暇が増える

 欧州の企業は、ワークライフバランスを大切に考えており、とにかく休暇が多いです。本社の社員は、2週間の夏休みを2回とるとかもざらにあります。さすがに日本法人の社員はそこまで休みませんが、日系企業のように休暇を取りにくい雰囲気はまったくありません。
 日系企業の人に話すとまず間違いなく驚かれるのですが、私の勤める会社では、休暇申請すら必要ありません。ルールとしては休暇を申請して上司が承認するということになっていますが、実態としては誰も休暇を申請していません。というのも、承認すること自体が面倒なので、上司が部下に休暇申請を要求しないためです。
 またマネージャー職の場合、部下が有給休暇を消化しないと自らの評価が悪くなります。このため毎年12月になると、部下は上司から休暇を取ってほしいと懇願されます。
 とにかく休みが多すぎてやることが無い!と嘆いている社員が多いです。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です